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2012年03月09日
健康になる考え方
あかりです。
今日参加してくれた人はとてもうまかったですね!
いや、言っていいか分からないから言わないですけど、本当にうまい人です。
フットサルで毎回練習後にやっている「学習会」、グラハムとかめっちゃ楽しみにしてるみたいですね。
(いや、私が今回発表したら、日本語分かんなかったって言われましたけど。。笑)
私も結構楽しみにしています。だから発表するならみんな力いれてやってね
というわけで学習会の報告に行こうと思いまーす♪
今回取り上げたテーマは、
「健康になる考え方」
まあ、なんていうか、専門を生かしたプレゼンでもやろうと思って、半分くらい授業のスライドを拝借したような発表でした。実は。
1.
アントノフスキーという人が、イスラエルの強制収容所出身の女性について、健康かどうか調べた調査があります。
もちろん、強制収容所に入ってなかった人の方が、健康な人が多かったです。
でもアントノフスキーは、強制収容所に入ったことがあるのに健康を保っている人々に目を付けました。彼女らは何か、「健康になれる因子」を持っているに違いない、と思ったわけですね。
2.

危険因子というのはよく聞いたことがありますが、健康因子とはその逆で、健康になれる因子のことです。
こういった因子について考えることを、「健康生成論」といいます。
そして、この健康生成論の中核をなす考え方が、
Sense Of Coherence 首尾一体感覚 です。
3.
首尾一体感覚とは、「世界は首尾一貫している、腑に落ちるものだ」と確信できる感覚のことで、以下の3つから成り立ちます。
1.有意味感
「有意味」とは、無意味の逆。やっていることに対し、「これは意味のあることだ」と感じられる力。
やりがいを感じる力です。
2.把握可能感
「物事の原因結果はつながっているし、世界は理解できる」と確信できる感覚。
わかる、予測できる、と感じる力です。
3.処理可能感
「経験から、状況に応じて対処できる」と確信できる感覚。
なんとかなる、と思える力です。
この3つの考え方を持っている人は、より健康な人が多い、というわけですね。
4.
チリの落盤の例からSOC(Sense Of Coherence)について考えます。
一昨年、チリで起きた落盤のときです。33人の作業員が地下に落ち、3か月は地下生活だと見積もられました。そのとき、作業員の心の健康を保つためにどうしたでしょうか。
1.有意味感を感じてもらうために、作業員を3チームにわけ、8時間交代で、
土砂運び、休憩、睡眠と回しました。地下で仕事をする必要は全くなかったわけですが、
土砂を運ぶことで、それにやりがいを感じ、そのことが地上に戻ることの道であると示しました。
2.把握可能感を感じてもらうために、見通しを持ってもらわないといけないわけです。
しかしさすがに「3か月は地下生活だよ」とそのまま伝えるのははばかれたので、
9月にあるチリの建国記念日には間に合わないけれど、12月のクリスマスまでには
家族のもとに戻れるよ、と話しました。作業員は敬虔なクリスチャンだったので、
クリスマスは大切な行事。これによって、「ああ、12月には家族のもとに戻れるんだな」と
確信させました。
3.処理可能感を感じてもらうために、作業員の中に、何度か落盤を経験した人がいたので、
その人に手伝ってもらいました。
彼に、「俺は何度か落盤した中で、これの6割程度までなら経験したことがある、
だから6割はわかるけど、あと4割はどうなるかわからない」と言ってもらいました。
それにより、「確かにこんな大変な事故だから、全てがどうなるかわかるはずないけど、
それでも10割全てに対処する必要はなくて、未知の4割をどうにか
すればいいんだな、なんとかなるだろう」と思わせることができました。
こんなふうに実践でも使用されているSOC、みなさんも今後は意識してみたらどうでしょうか。
最後に質疑応答について
Q.このSOCは精神的なものだけど、肉体的な病気に対しても有効なのか。
A.(あくまで私の考えです)
1.病気というのは基本的には「環境因子」+「個人因子」によって発症する。
そのため、「個人因子」を少しでもプラスにすることは、病気の予防につながる。
2.「日本人に推奨されるがん予防」が提唱されているが、その中に
「適度な運動」が入っている。これは果たしてどのように機能するのか。
よくわからないけど、効く(し、効く気がするというのは誰しも納得すると思う)
から推奨されているという面もある(と思う)
そういった点では、気持ちの持ちようとも取れるSOCも、病気の発症予防になるのではないか。
2.はブログ書いてる今思いました。
以上でーす。
何か質問ある人はなんでも聞いてください(^o^)丿
次の発表は、どうなるかわからないし、とりあえずゆうたとミッキーとあかね!用意しといてね。
今日参加してくれた人はとてもうまかったですね!
いや、言っていいか分からないから言わないですけど、本当にうまい人です。
フットサルで毎回練習後にやっている「学習会」、グラハムとかめっちゃ楽しみにしてるみたいですね。
(いや、私が今回発表したら、日本語分かんなかったって言われましたけど。。笑)
私も結構楽しみにしています。だから発表するならみんな力いれてやってね

というわけで学習会の報告に行こうと思いまーす♪
今回取り上げたテーマは、
「健康になる考え方」
まあ、なんていうか、専門を生かしたプレゼンでもやろうと思って、半分くらい授業のスライドを拝借したような発表でした。実は。
1.
アントノフスキーという人が、イスラエルの強制収容所出身の女性について、健康かどうか調べた調査があります。
もちろん、強制収容所に入ってなかった人の方が、健康な人が多かったです。
でもアントノフスキーは、強制収容所に入ったことがあるのに健康を保っている人々に目を付けました。彼女らは何か、「健康になれる因子」を持っているに違いない、と思ったわけですね。
2.

危険因子というのはよく聞いたことがありますが、健康因子とはその逆で、健康になれる因子のことです。
こういった因子について考えることを、「健康生成論」といいます。
そして、この健康生成論の中核をなす考え方が、
Sense Of Coherence 首尾一体感覚 です。
3.
首尾一体感覚とは、「世界は首尾一貫している、腑に落ちるものだ」と確信できる感覚のことで、以下の3つから成り立ちます。
1.有意味感
「有意味」とは、無意味の逆。やっていることに対し、「これは意味のあることだ」と感じられる力。
やりがいを感じる力です。
2.把握可能感
「物事の原因結果はつながっているし、世界は理解できる」と確信できる感覚。
わかる、予測できる、と感じる力です。
3.処理可能感
「経験から、状況に応じて対処できる」と確信できる感覚。
なんとかなる、と思える力です。
この3つの考え方を持っている人は、より健康な人が多い、というわけですね。
4.
チリの落盤の例からSOC(Sense Of Coherence)について考えます。
一昨年、チリで起きた落盤のときです。33人の作業員が地下に落ち、3か月は地下生活だと見積もられました。そのとき、作業員の心の健康を保つためにどうしたでしょうか。
1.有意味感を感じてもらうために、作業員を3チームにわけ、8時間交代で、
土砂運び、休憩、睡眠と回しました。地下で仕事をする必要は全くなかったわけですが、
土砂を運ぶことで、それにやりがいを感じ、そのことが地上に戻ることの道であると示しました。
2.把握可能感を感じてもらうために、見通しを持ってもらわないといけないわけです。
しかしさすがに「3か月は地下生活だよ」とそのまま伝えるのははばかれたので、
9月にあるチリの建国記念日には間に合わないけれど、12月のクリスマスまでには
家族のもとに戻れるよ、と話しました。作業員は敬虔なクリスチャンだったので、
クリスマスは大切な行事。これによって、「ああ、12月には家族のもとに戻れるんだな」と
確信させました。
3.処理可能感を感じてもらうために、作業員の中に、何度か落盤を経験した人がいたので、
その人に手伝ってもらいました。
彼に、「俺は何度か落盤した中で、これの6割程度までなら経験したことがある、
だから6割はわかるけど、あと4割はどうなるかわからない」と言ってもらいました。
それにより、「確かにこんな大変な事故だから、全てがどうなるかわかるはずないけど、
それでも10割全てに対処する必要はなくて、未知の4割をどうにか
すればいいんだな、なんとかなるだろう」と思わせることができました。
こんなふうに実践でも使用されているSOC、みなさんも今後は意識してみたらどうでしょうか。
最後に質疑応答について
Q.このSOCは精神的なものだけど、肉体的な病気に対しても有効なのか。
A.(あくまで私の考えです)
1.病気というのは基本的には「環境因子」+「個人因子」によって発症する。
そのため、「個人因子」を少しでもプラスにすることは、病気の予防につながる。
2.「日本人に推奨されるがん予防」が提唱されているが、その中に
「適度な運動」が入っている。これは果たしてどのように機能するのか。
よくわからないけど、効く(し、効く気がするというのは誰しも納得すると思う)
から推奨されているという面もある(と思う)
そういった点では、気持ちの持ちようとも取れるSOCも、病気の発症予防になるのではないか。
2.はブログ書いてる今思いました。
以上でーす。
何か質問ある人はなんでも聞いてください(^o^)丿
次の発表は、どうなるかわからないし、とりあえずゆうたとミッキーとあかね!用意しといてね。
Posted by フットサル支部(^o^)丿 at 04:36│Comments(3)
│フットサル支部活動報告
この記事へのコメント
もともと学習って、
自分の学類でやってる専門的なことを他の学類の人にわかりやすく説明しようって始めたものだから、
自分が興味を持ったことを調べて発表するのもいいけど、
みんなもあかりさんを見習って、
自分が普段どんな勉強をしてるのかとか、
所属している学類のはなしとかをしてくれるといいなって思います。
長々すみません。
自分の学類でやってる専門的なことを他の学類の人にわかりやすく説明しようって始めたものだから、
自分が興味を持ったことを調べて発表するのもいいけど、
みんなもあかりさんを見習って、
自分が普段どんな勉強をしてるのかとか、
所属している学類のはなしとかをしてくれるといいなって思います。
長々すみません。
Posted by 16 at 2012年03月09日 17:10
そうですね!
そして、専門のことを専門でない人に説明するときは、噛み砕いているようでまだ硬い部分があると思うので、フィードバックもらえると大変嬉しいです。
そして、専門のことを専門でない人に説明するときは、噛み砕いているようでまだ硬い部分があると思うので、フィードバックもらえると大変嬉しいです。
Posted by フットサル支部(^o^)丿
at 2012年03月10日 22:37

あたしは健康だよ!
Posted by みさき at 2012年03月12日 18:36