フットサル支部

2009年冬　インフルエンザが大流行した
それに伴いマスクの需要が高まり、
都心ではコンビニ、スーパー、薬局　あらゆる場所からマスクが消えた。
そんなニュースを夜中見ていた私は
「これはビジネスチャンスだ！」　と思い
友人４人を集め、つくば市にあるマスクの買い占めへと夜中のつくばにくりだした。
資本金１万、それで買えるだけのマスクを買って
ネットオークションで裁く
今思うと稚拙極まりない計画が
この時は素晴らしく思えた。

つくば市内のコンビニにはマスクはまだたくさん余っていた。

へぇ～つくばではインフルエンザは、流行らないんだ～




マスクを大量に手に入れた僕達は、コンビニの前で歓喜した。
すると、近くにいた中年の方が声をかけてきた。
「あの、写真とっても良いですか？」　
「・・・はい？」　
そう、私の友人の手にはカメラがあった。
「そのカメラで写真とっても良いですか？」
あ、写真撮りましょうかじゃなくて、とらせて下さいなのね。（この人なんなんだろ？
という何とも不思議な事を言うおっちゃんだったが
ここは気前よく写真をとらせてあげた

マスクをゲットし写真を撮らせてあげて、僕たちのテンションは最高潮。
ペデを友人と自転車で走っていると眼前にヤンキー座りしているヤンキーが３人。

やべ、ＤＱＮがいる。

このまま何も見てませんを装い、横をすーっと風のごとく通過すれば大丈夫。
そう思い、ペダルを強く踏み込む
ヤンキーまで５ｍ。
よし、このままだったらいける！　
そう確信した瞬間だった。　　

オラァ！

ヤンキー（黄色のシャツだったよ絶対）は急に立ち上がり
ベルトの様なもので、友人の方を殴りつけてきた。
友人は痛みをこらえがら必死で自転車をこぎ、僕たちはなんとか難を逃れた。
帰宅し友人の方をみるとそこにはみみずばれが。

茨城に恐怖を感じた１８の冬

因みにマスクはいくつかオークションで裁けたが
大半は売れずに、２年の月日をかけ消化しました。
18歳にして初めてビジネスの失敗を味わいましたとさ。

さて、次は一年生に自己紹介でもして欲しいところだけど、
先ずは髪伸びてきてイバヤン疑惑浮上中の森っち
に一回経由して一年生にまわしてもらおう。
ってことでよろしく！